ここはオリジナルTRPGサイト「ClogFiddle」の管理人・侍トナカイのブログです。
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空の境界・月姫・Fate/stay nightを題材にした二次創作TRPG。SRSをベースにし、よりプレイしやすく、二次創作らしい作品を目指しました。 愛と、憎しみと、命と、血潮と、ただ冷涼な満月に抱かれて、現代の夜を跋扈する異能者たちの壮絶な戦いの物語――。
「絆」をテーマにしたロールプレイ支援システム。地水火風のコストを駆使する戦闘。そして3rd新装「ダンジョン探索ルール」で、物語は日常から冒険へ――!
魔法や妖精が今なお実在する奇跡の街を舞台に、不可思議な騒動や心の闇が引き起こす事件に立ち向かう――エブリディマジック×魔法バトルTRPG、新版です。
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妄想の上に長文なんですが、私はうちのパーティ…パラディン・レンジャー・バード・ドクトルマグス・ガンナーの5人のうち、パラディン・レンジャー・バードの3人を「前作のPCの子孫」という脳内設定でやってます。
つまり私の中ではこの3人が「主役」なわけなんですが、第三階層の攻略中、ガンナーの打撃力とドクトルマグスの回復力が実質的に"主力"になっておりまして、特にガンナー1人が叩き出すダメージが他4人の合計よりも多かったりと、火力の偏りがかなり深刻になってたんですよ。
…それが、ちょっと面白くなくてですね。
「ガンナーは元々攻撃力が高いのに属性攻撃までできるのは不公平だ」とか
「(何故か同じタイミングで手に入る剣とかより)攻撃力の高い銃が手に入るのはおかしい。優遇されすぎてる」とか
そんな不満がタラタラタラタラと脳内を駆け巡りまして。
その流れで(単に打撃力を補強したいなら)バードを外してアルケミストを入れるとかすればいいものを「なんで主役をお荷物扱いせにゃならんねん」みたいな反発心が働いて、この土曜は悶々と不貞腐れてたんですよね。
でも日曜、ふと思ったんですよ。
「もしかして、これはキャラクター自身も同じ事を感じてるんじゃないか?」と。
例えばガンナーが酒場とかで「今の階層では敵の防御力が高くて、私の属性弾ぐらいしか有効なダメージソースが無いんですよ」と話していたのをパラディンが聞いてしまい、彼女自身もそれを気にしていただけに「…悪かったな。打撃お荷物で。そんなに不満なら別なギルドに入れてもらえば?」的な売り言葉に買い言葉。
ギスギスした雰囲気のなか探索は遅々として進まず――実際にもガンナーのTPが切れたらダメージソースが無くなるし、ドクトルマグスのTPが切れたら回復できないしで、探索はこの二人のTP頼みでした――ますますパーティのムードは険悪になっていきます。
…ここまで妄想が進むと、火力のアンバランスも逆に物語的なエッセンスに感じられてくると言うか、むしろ「女の子が喧嘩してるのって萌えね?っていうかこれから信頼が深まるフラグじゃね?」的なワクテカのほうが強くなってくるから、人間の脳って不思議です。
しかしてその先には絵に描いたようなハッピーエンドが待ち受けており、第三階層のボス戦ではガンナーの火力とドクトルマグスの回復力が、パラディンの防御力、バードの支援能力、レンジャーの足の速さといい感じに組み合わさって、見事にこれを撃破します。(※注)
―――ボス戦後。
「「あ、あのさっ」」
同時に声を上げるパラディンとガンナー。
パラディンは照れ臭そうに鼻をかきながら「やっぱさ、もう少しこの5人でやりたいと思うんだ。あんたは不満かも知れないけど、でもホラ、私たち、もうちょっと上手くやれそうな気がしない?」
ガンナーはそっぽを向いて「ま、まぁ、確かに今の戦いはあなたの守り無しでは勝てなかったでしょうし。そういう事なら構いませんわよ」
「そっか」
パラディンは安堵の微笑みを浮かべ…
「ところで今、あんたの方は何を言いかけ―――」
「さっ、さあ!先へ進みましょう!樹海はまだまだこれからですわよっ!(赤面)」
ザシザシと雪を踏んで歩き出すガンナーに、バード・レンジャー・マグスの3人がやれやれと苦笑いを交わします。
…ああ、いつもながら元気に膿んでるな私の脳は。
でも、こういう妄想、みんなもやりますよね?ね?
※注…初めからそういう連携を企図して構築したパーティなので、思ったとおりの性能が発揮されたってだけの話なんですけどね^^ゞ
つまり私の中ではこの3人が「主役」なわけなんですが、第三階層の攻略中、ガンナーの打撃力とドクトルマグスの回復力が実質的に"主力"になっておりまして、特にガンナー1人が叩き出すダメージが他4人の合計よりも多かったりと、火力の偏りがかなり深刻になってたんですよ。
…それが、ちょっと面白くなくてですね。
「ガンナーは元々攻撃力が高いのに属性攻撃までできるのは不公平だ」とか
「(何故か同じタイミングで手に入る剣とかより)攻撃力の高い銃が手に入るのはおかしい。優遇されすぎてる」とか
そんな不満がタラタラタラタラと脳内を駆け巡りまして。
その流れで(単に打撃力を補強したいなら)バードを外してアルケミストを入れるとかすればいいものを「なんで主役をお荷物扱いせにゃならんねん」みたいな反発心が働いて、この土曜は悶々と不貞腐れてたんですよね。
でも日曜、ふと思ったんですよ。
「もしかして、これはキャラクター自身も同じ事を感じてるんじゃないか?」と。
例えばガンナーが酒場とかで「今の階層では敵の防御力が高くて、私の属性弾ぐらいしか有効なダメージソースが無いんですよ」と話していたのをパラディンが聞いてしまい、彼女自身もそれを気にしていただけに「…悪かったな。打撃お荷物で。そんなに不満なら別なギルドに入れてもらえば?」的な売り言葉に買い言葉。
ギスギスした雰囲気のなか探索は遅々として進まず――実際にもガンナーのTPが切れたらダメージソースが無くなるし、ドクトルマグスのTPが切れたら回復できないしで、探索はこの二人のTP頼みでした――ますますパーティのムードは険悪になっていきます。
…ここまで妄想が進むと、火力のアンバランスも逆に物語的なエッセンスに感じられてくると言うか、むしろ「女の子が喧嘩してるのって萌えね?っていうかこれから信頼が深まるフラグじゃね?」的なワクテカのほうが強くなってくるから、人間の脳って不思議です。
しかしてその先には絵に描いたようなハッピーエンドが待ち受けており、第三階層のボス戦ではガンナーの火力とドクトルマグスの回復力が、パラディンの防御力、バードの支援能力、レンジャーの足の速さといい感じに組み合わさって、見事にこれを撃破します。(※注)
―――ボス戦後。
「「あ、あのさっ」」
同時に声を上げるパラディンとガンナー。
パラディンは照れ臭そうに鼻をかきながら「やっぱさ、もう少しこの5人でやりたいと思うんだ。あんたは不満かも知れないけど、でもホラ、私たち、もうちょっと上手くやれそうな気がしない?」
ガンナーはそっぽを向いて「ま、まぁ、確かに今の戦いはあなたの守り無しでは勝てなかったでしょうし。そういう事なら構いませんわよ」
「そっか」
パラディンは安堵の微笑みを浮かべ…
「ところで今、あんたの方は何を言いかけ―――」
「さっ、さあ!先へ進みましょう!樹海はまだまだこれからですわよっ!(赤面)」
ザシザシと雪を踏んで歩き出すガンナーに、バード・レンジャー・マグスの3人がやれやれと苦笑いを交わします。
…ああ、いつもながら元気に膿んでるな私の脳は。
でも、こういう妄想、みんなもやりますよね?ね?
※注…初めからそういう連携を企図して構築したパーティなので、思ったとおりの性能が発揮されたってだけの話なんですけどね^^ゞ
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